病院広報誌 WA! 第76号
高齢者医療をめぐって
特定医療法人共和会 共和病院
副院長 谷口 正哲
ご承知の通り、日本の高齢化率は年々上昇しています。先日の報道では男性の4人に1人、女性の3人に1人が高齢者になっているとのことで、既にそこまで!と驚いた次第です。高齢者が増えれば当然有病者(病気にかかっている方)は増え、しかもその比率は若年者に比べれば当然高くなるため、有病高齢者の絶対数は増加し続けています。入院治療が必要な高齢者も増加していることになり、対応する医療体制としては充分な入院ベッド施設の確保が必要になります。しかし国の医療政策は医療費抑制が最優先の目標であり、入院ベッド数は抑制・削減が求められています。
『 優しい医療・楽しい職場 』
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