ＷＡ！100号を迎えて 特定医療法人 共和会 会長　加藤　仁

2000年新年に広報誌WAが発刊され早くも四半世紀が経ちました。今回2024年秋号を迎え、広報誌「WA」は記念すべき100号の発刊となったことを感慨深く感じております。

当時、広報誌の名称は職員からの公募でした。多くのアイデアが候補にあがりましたが、共和の「和」職員の「輪」驚きの「わ」などたくさんの「WA」が詰まった広報誌にしようと選ばれました。

第１号の巻頭挨拶は先代の亡き名誉院長、加藤邦之助と私とで紙面を半分に分け書きました。ついこの前のことのように懐かしく思い出されます。その当時は、まだ、精神障がいを患う方への偏見を強く感じておりましたので「今後の医療機関や福祉機関とのネットワークを広げ、住みやすい地域を目指していきます」と書きました。

100号を発刊する今、近隣住民の皆さまや関係機関、行政の皆さま、職員の努力により、確実にオリジナリティーあふれるネットワークづくりが構築されてきていることを実感しております。病院幹部が主導するのみでなく職員が地域とのつながりの中で提案をしてくれることが嬉しく、まさに「わ～～」と感じる場面も多々あります。

毎回の広報誌には、患者さんや職員や地域の方と共に紡ぎあったWAが詰まっています。

共和会の理念「優しい医療・楽しい職場」は私が理事長就任と同時に考えました。この広報誌WAにはまさに「優しい医療・楽しい職場」が生き生きと描かれていると誇りに思い毎回の発刊を楽しみにしております。これからも、皆さんに読んでいただける広報誌であり続けられるように願っております。

【WA！創刊当時の共和病院】

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